朝日新聞社、Viibarが運営する動画メディア「bouncy」事業を譲受 Moovooとの一体運用へ

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2019/06/28 15:00

 朝日新聞社は、Viibarが運営する動画メディア「bouncy(バウンシー)」を、7月12日付で同社から譲り受けることとなった。朝日新聞社が運営する動画メディア「Moovoo(ムーブー)」と一体的に運用することで、両事業の成長をはかる。また、Viibarとは今回の事業譲受をきっかけにパートナーシップを強化し、デジタル領域における動画活用の推進にともに注力していく。

 bouncyは「未来を感じる」をテーマに、スマートフォンでの視聴に最適な映像を届ける動画メディアで、国内外での撮り下ろしの動画だけでなく、世界中から選りすぐりの動画を毎日配信している。現在、イベント開催やサイネージ配信といったリアル空間への取り組みにも注力してきた。

 一方、朝日新聞社も「紙からデジタルへ」の流れが加速するなか、デジタル事業の成長戦略を最優先課題に位置づけており、2017年4月に動画メディア「Moovoo(ムーブー)」を立ち上げた。Moovooでは、「スマートな暮らし」をテーマに、仕事や遊びを便利にするモノやアイディアを伝えている。

 朝日新聞社としては、bouncy事業を譲り受け、Moovooと一体的に運営することで、人材やノウハウなどでのシナジー効果が見込めると判断。モノ系動画メディアでNo.1を目指すとともに、デジタル事業の成長を加速させていく。