PIXTA上で簡単なウェブ広告やSNS投稿画像を制作 無料画像編集ツール「PIXTAエディター」誕生

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2020/07/20 16:15

 ピクスタが運営する写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」は、PIXTA上で誰でもすぐに画像の加工・編集ができる無料の画像編集ツール「PIXTAエディター」を公開する。

PIXTAエディター概要

PIXTAの画像素材を購入前に、カンプデータ(画像に透かし文字が入ったサンプル画像)の状態でシームレスに画像を加工・編集できる画像編集ツール。

基本的な画像編集要素に加え、SNS各種での使用に適したサイズのプリセットやテンプレートを用意しており、既存の画像編集ソフトに不慣れな人でも、その場でSNS投稿用画像やバナー広告を作成できる。

購入前にデザイン制作し、制作したデータをダウンロードする際に素材もセットで購入できるため、カンプデータから本データへの差し替える手間も省くことが可能。

※PIXTAエディターは誰でも利用可能だが、編集データの保存・ダウンロードにはPIXTA会員登録(無料)が必要となる。

PIXTAエディターでできる7つのこと

  1. 画像の調整
  2. 画像にフィルターをかける
  3. SNSやウェブ広告に適した画像サイズのプリセットサイズを指定
  4. 画像の追加
  5. テキスト入力
  6. 無料テンプレートを活用
  7. データの保存・ダウンロード

背景

PIXTAでは、専門スキルを持たずとも、誰でも簡単な画像の編集および、SNSでの使用に適した加工ができる無料の編集ツールをPIXTAサービス内につくり、カンプデータによる画像の確認、データ制作から購入までをシームレスに一括でできる機能を追加することで、デザイナーはもとより、デザイナー以外のクリエイティブ制作における業務効率化をサポートする。

今後の方針

今後も無料テンプレートの拡充や、機能の追加を続け、専門スキルを持たなくても、誰もが、働く場所や設備を選ばず、SNS広告やコミュニケーション、コンテンツマーケティングなどに励めるよう、クリエイティブ制作における効率化をサポートしていきたい考え。

また、現在PIXTAエディターの利用はパソコンに限定されているが、モバイル上での画像編集の実現についても取り組んでいく。

将来的には、PIXTAエディターでの収益化も視野に、誰もが才能を発揮しクリエイターになれる世界(写真やイラスト、動画を販売できる世界)をつくってきたPIXTAが、今度はそれらを活かし、誰もが制作物もつくれる世界へと広げていく。