ABEJAが提供するAIモデルの開発・運用プラットフォーム「ABEJA Platform」が活用された再学習機能が、サイバーエージェント(東京都渋谷区)の提供する「AI feed designer Plus(エーアイ フィード デザイナー プラス)」に実装された。
両社は、2018年4月からディープラーニングを活用した広告クリエイティブの最適化に共同で取り組んできた。2019年3月には、ダイナミックリターゲティング広告におけるクリエイティブ画像の効果予測モデル「AI feed designer」をABEJA Platform上で共同開発し、サイバーエージェント内で実運用され、顧客提供されている。
今回サイバーエージェントが提供を開始したAI feed designer Plusは、従来の配信前予測に加え、新機能として、配信実績を元に再学習をかけることで、効果予測の精度をさらに高めることが可能となるという。
追加学習の実装においては、ABEJA Platformを活用。具体的には、広告主が保有する商品データフィードをもとに複数の画像素材の中からもっとも予測CTRが高い画像を選定するAIモデルの再学習が同プラットフォーム上で行われる。これにより、再学習のプロセスはサイバーエージェントと広告主の間で運用が完結できるようになったとのこと。