インテックは、家電を管理するスマートフォンアプリ「家電手帳(かでんてちょう)」にマルチメーカー・4分野(テレビ/エアコン/照明/扇風機)対応の家電リモコン機能を追加したことを発表した。
「家電手帳」は保有家電をまとめて管理できるスマートフォンアプリ。家電登録サポート機能で容易に家電情報を登録でき、家族間などで情報を共有できるほか、取扱説明書の閲覧やリコール情報の通知機能を搭載している。今回、同アプリに、Wi-Fiネットワークに接続するスマート家電を操作することができるリモコン機能が追加された。
同アプリのリモコン機能は、マルチメーカー対応を実現しているため、操作するスマート家電のメーカーは問わない。また、ひとつのアプリ(ソフトウェア)のインストールのみで、4分野(テレビ/エアコン/照明/扇風機)のスマート家電に接続可能であるため、家電ごとにアプリを切り替える手間がないのが特徴だという。
リモコン機能の特徴は、次のとおり。
4分野・数百機種の家電に対応
同アプリと同じ Wi-Fi ネットワークに接続している家電(テレビ、エアコン、照明、扇風機)を同アプリで操作できる。(Android 版は現在テレビ、エアコンに対応。ほかの家電は順次対応予定)
マルチメーカー対応
メーカーごとに別のアプリに切り替える必要がなく、メーカーを問わずに同アプリのリモコンで操作することができる。
アプリインストールだけで使える
同アプリをスマートフォンにインストールするだけで、リモコン機能を利用可能。(インストール後、家電を同アプリと同じ Wi-Fi ネットワークに接続し、アプリ上で検出する必要がある)
音声操作対応
iOS 版はショートカット機能(iOS13 以降に標準搭載。複数の操作を自動化するショートカットを作成可能)に対応しており、ショートカットに登録することで Siri を利用した音声操作ができる。たとえば、家電手帳とショートカットを組み合わせると「行ってきます」と言うだけでテレビとエアコンを OFF にすることもできるとのこと。