オンライン診療認知度84%、うち利用経験18% 利用経験者約7割が機会増加を希望/MMD研究所調査

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2020/12/02 05:00

 MMD研究所は、2020年10月15日~11月2日の期間で「オンライン診療に関する調査」を実施。予備調査では20歳~69歳の男女12,517人、本調査ではオンライン診療経験者の321人を対象に聴取した。調査結果は次のとおり。

オンライン診療認知度は84%、うちオンライン診療利用経験は18% 20代~30代男女の利用経験が多い傾向に

 20歳~69歳の男女12,517人を対象にオンライン診療について聞いたところ「知っている」が33.4%、「名前だけ聞いたことがある」が50.7%とあわせて、認知度は84.1%となった。性年代別でみると認知度が高かったのは60代の男女で、9割を超える認知度となった。

 前問でオンライン診療を「知っている」と回答した4,185人を対象に、利用経験を聞いたところ「現在利用している」が11.5%、「過去に利用していた(現在は利用していない)」が6.5%と、あわせて18.0%に利用経験があることがわかった。性年代別でみるともっとも利用経験が多かったのは男性20代で43.4%、次いで男性30代が35.6%、女性20代が32.5%、女性30代が25.6%。

オンライン診療への関心はどの世代も半数以上が関心を示す

 20歳~69歳の男女12,517人を対象にオンライン診療への関心度を聞いたところ「非常に関心がある」が13.0%、「どちらかと言えば関心がある」が39.6%と、あわせて52.6%が関心を示し、どの年代を見ても半数以上の人が関心を示していることがわかった。

オンライン診療を利用のきっかけ上位「感染予防」「かかりつけ医や病院が対応」「通院時間短縮」

 予備調査からオンライン診療利用経験者321人を抽出し、オンライン診療を利用したきっかけ(複数回答可)をたずねたところ、「感染予防のため病院に行くことを控えたかった」が38.9%ともっとも多く、次いで「かかりつけ医や病院がオンライン診療に対応していたから」が31.8%、「通院時間短縮のため」が29.0%となった。

 続いて、オンライン診療を利用して良かったこと(複数回答可)を聞いたところ、「感染症などのリスクが減る」が45.5%ともっとも多く、次いで「待ち時間が短縮できた」が44.2%、「通院の時間が短縮できた」が40.8%に。

 また、オンライン診療を利用して不安や不満に感じたこと(複数回答可)を聞いたところ、「触診がないので不安だった」が26.8%ともっとも多く、次いで「対応している医療機関が少ない」が24.9%、「検査・処置がないので不安だった」が23.1%だった。

利用経験者の66.7%「オンライン診療増えて欲しい」 86.0%が利用意向示す

 オンライン診療利用経験者321人を対象に、オンライン診療について聞いたところ「増えて欲しい」という回答が66.7%。続いて、オンライン診療の利用意向を聞いたところ、「利用したいと思う」が52.0%、「やや利用したいと思う」が34.0%と、あわせて86.0%が利用意向を示していることがわかった。

調査概要
  • 調査期間:2020年10月15日~11月2日
  • 有効回答:予備調査12,517人、本調査321人
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:
    <予備調査>20歳~69歳の男女
    <本調査>オンライン診療経験者の20歳~69歳の男女