シャノンは、注目が高まっているバーチャルイベントに関する新サービスを提供することを目的とする子会社「ZIKU(ジクウ)」を設立したことを発表した。
コロナ禍で、オンラインでのイベント開催(バーチャルイベントやオンラインカンファレンス)が、リアルイベントの代替手段のひとつとして注目が集まっている。子会社「ZIKU」では、シャノンが20年来のイベントビジネスにおいて蓄積してきたイベント開催支援のノウハウを生かして、主催者、出展者、参加者に対して、よりハイクオリティなバーチャルイベントを低コストで提供することを目指す。
シャノンは創業以来、展示会やイベントにおけるシステム支援を行ってきた。また新型コロナウイルスの感染拡大の前から、マーケティング支援の一環としてバーチャルイベントの提供をしており、現在も顧客の要望に可能な限り応えるオーダーメイド型のバーチャルイベントとしてサービスを提供している。オーダーメイド型のイベント支援サービスは、顧客ごとの要望をきめ細かくカバーすることができる一方で、提供にかかる「費用」や「時間」などについて課題もある。
コロナ禍において、バーチャルイベントを提供する企業は増加しているが、その一方で、顧客のマーケティング課題の解決には、単なる空間の提供だけでなく、イベントの開催、運用支援のノウハウも不可欠だという。これらの顧客のマーケティング課題を解決していくためには、オーダーメイド型のイベント支援サービスにおける課題を克服した新たなサービスをイベントの開催、運用支援のノウハウとセットで提供していく必要があるという考えから、新会社設立に至ったとのこと。
ZIKUは、『時空を超え 時を活かす 世界の繁栄に貢献する』をミッションとしている。社名には、時空を超えるサービスを創り、新たな『時空』を創造していくという想いを込めている。