ロボットベンチャーであるGROOVE Xは、NTTドコモ(以下、ドコモ社)との資本業務提携を発表。シリーズB3での第三者割当増資、および日本政策金融公庫からの融資により総額9億円の追加調達を完了した。これにより昨年12月に発表した18億円の第三者割当増資と合わせ、同資金調達ラウンドの総額は27億円となり、現在までの累計調達額は133.1億円となった。
同資本業務提携は、新たなコミュニケーションサービスの創出、ヘルスケア・メディカルケア分野での新規事業や開発など幅広い分野・領域での協業を目的としている。
ドコモ社はこれまで、「新しいコミュニケーション文化の世界を創造する」という企業理念のもと、さまざまなコミュニケーションサービスを顧客に提供してきた。今回の資本業務提携により、両社の持つ技術やノウハウを活かしながら、新たなコミュニケーションサービス創出をともに目指していく考え。
今後は、コミュニケーション分野だけでなく、ヘルスケア・メディカルケア分野での新規事業開発、「LOVOT」次世代機への5G回線搭載の検討など、幅広い分野・領域での協業を予定しているという。