日本ユニシスは、最小限のコーディングでアプリケーション開発ができるローコード開発プラットフォーム「OutSystems」および関連サービスを販売開始した。
ローコード開発とは、最小限のソースコードでソフトウエア開発を行う手法のことで、開発工程の簡略化や自動化によって、開発期間の短縮や開発工数の削減ができる。
今後は、顧客のDX強化支援として、ローコード開発プラットフォームおよび関連サービスを、自社開発のノウハウを生かして積極的に展開していくという。
同プラットフォームでは、オムニチャネルにおける開発スピードや対応への機敏性、モバイルUI(ユーザー・インターフェイス)の柔軟な開発による体験価値向上など、利用者接点で必要な機能に加え、基幹システムのモダナイゼーション対応など、企業全体にわたる大規模開発基盤として適用することが可能。継続的な高速開発、容易な連携、安定した拡張性を備えており、従来長期間かかるシステムの再構築を短縮化できる。
また、同社ではクラウド環境でのリモート開発が可能なOutSystems と、アジャイル、DevOps を前提とした各種ツールとの組み合わせがテレワークにおける開発ツールとして最適だと考えている。適用検討から保守運用までワンストップで支援するメニューの提供と、多くのシステム構築で得られた経験知から、利用者視点でシステム設計を行うUX 設計支援や、変更・修正に柔軟に対応できるアジャイル開発のプロセス支援など、ローコード開発に活用できる関連サービスを提供する。