東芝DSのRECAIUS音声ミドルウェアがウエストユニティスのスマートグラス新商品に採用

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2021/05/13 06:00

 東芝デジタルソリューションズのコミュニケーションAI「RECAIUS」の音声ミドルウェアが、ウエストユニティスのスマートグラス新商品「InfoLinker3」に採用されたことを発表した。

 InfoLinker3はLTE通信機能を標準搭載し、産業向けに特化したスマートグラスで、ウエストユニティスが2021年7月から販売を予定している新商品。無線LAN環境を構築できない建築現場や屋外現場での利用ニーズに応えるもので、シリーズとして新たに、装着者の声を認識し音声によるハンズフリー操作機能の搭載や、遠隔作業支援や作業要領指示と履歴管理が行える新クラウドサービス「LinkerWorks」との連携を可能にした。

 同製品に採用されたRECAIUS音声ミドルウェアは、「音声認識ミドルウェア ボイストリガー」と、「音声合成ミドルウェアToSpeak G3」のふたつ。音声認識ミドルウェアと音声合成ミドルウェアの両方を提供することで、迅速でスムーズな製品への組み込みを実現した。

 ボイストリガーは、あらかじめ決めた特定のキーワード発話を高速で検出する、多言語対応の音声認識ミドルウェア。音声によるInfoLinker3のハンズフリー操作に採用された。ボイストリガーの特徴である、メモリサイズ(フットプリント)が小さく機器が軽快に動作する点や、特定の言葉(トリガーワード)の検出で操作コマンドを起動できる点、音声認識の精度、日米中の言語対応が評価された。

 ToSpeakは、任意のテキストをその場で自然な合成音声に自動変換する、多言語対応の音声合成ミドルウェア。LinkerWorksと連携した「作業ナビ機能」に採用された。スマートグラスの画面に作業指示を表示する際に、LinkerWorksで設定したテキストを音声指示としてInfoLinker3が読み上げる。ToSpeakの特徴である、音声のなめらかさや自然な発話、処理スピードの速さ、日米中の言語対応が評価された。

 今後も同社は、RECAIUS音声ミドルウェアの機能強化を進め、ハンズフリー操作の実現や合成音声による業務効率化・省力化など、音声認識・音声合成の機器組み込みニーズに応え、さまざまなビジネスシーンへの活用を支援していく。