電子機器開発を行うワコムは、同社のデジタルペン入力技術が、サムスン電子の新型ノートPC「Galaxy Book Pro 360」(4月28日発表)に採用されたことを発表した。
同社のデジタルペン技術は、2011年に同社のGalaxy Noteに搭載されて以来、バージョン・アップしながら同シリーズと並走してきた。今回はさらに、クリエイティブ用途や文房具業界のパートナーたちとの連携を強化し、 販売中のGalaxy S21 UltraやGalaxy Tab S7、S7+を含めた、「Galaxyポートフォリオ」に新たな魅力をもたらす。
新製品Galaxy Book Pro 360にはSペンが同梱され、あたかも紙にペンで描(書)くかのような自然な感触で使用できる。ノートテイキングから打ち合わせや授業でメモを取るのに最適なのはもちろん、セルシスとの連携によって提供される人気ペイント・ソフトClip Studio Paint STUDIOPAINTを使い、クリエイティブな作業も存分に楽しむことができる。 Sペンと同ソフトの組み合わせで、プロが使うようなブラシのオプションや、スケッチを使ったタイムラプス動画の作成、Sペンユーザー向けのデジタルアートコミュニティーであるPENUPで共有するなど、さまざまな使い方が可能となる。
Sペンを搭載したGalaxy Book Pro 360は、サムスンのGalaxy スマートフォンのDNAとパワフルな機能をさらに進化させ、「モバイル・ファースト」のユーザー層の要求に応える、通信性能、接続性、ポータブルさを追求したデザインを兼ね備えた製品。ユーザーの日々の使用に際して、高性能、シンプル、スムーズで直感的な使用感によって、新たなGalaxyの体験を実現する。ミスティック・ネイビー、ミスティック・シルバー、ミスティック・ブロンズのカラーオプションにて同社から発売されるとのこと。