電通は、国内電通グループ横断組織「Dentsu Japanimation Studio」(電通ジャパニメーションスタジオ。以下、「DJS」)のもと、Twitter Japanと連携し、高品質かつオリジナルのイラスト・漫画特化型ソリューション「Twillust」(ツイラスト)の提供を開始した。同ソリューションでは、ターゲットごとに最適な広告素材を提供することができるだけでなく、通常の広告よりも高いアテンション・興味関心・エンゲージメントの獲得を実現する。
同ソリューションでは、アニメーションよりも短期間・低予算で実現可能な、イラスト、漫画、漫画ベース動画の3つの広告クリエイティブでの配信パッケージを新たに提供する。これらは、Twitter上での閲覧時に、手軽にその場で楽しめるコンテンツとして設計。イラスト・漫画制作事業を手掛けるコミックスマート、シュガー、フーモア(五十音順)と連携し、それぞれの強みを生かして人気のイラストレーター、漫画家・声優らを広告クリエイティブにキャスティングできることも大きな強みだという。さらにTwitter Amplifyスポンサーシップ(IVS)と連携することで、一定金額以上の広告出稿条件を満たすと、Twitter配信に広告クリエイティブ企画制作費がインクルードされる。
イラスト・マンガ制作会社のフーモアとは、同ソリューションにAIを活用する新サービスである「AIイラストソリューション」も提供。顧客のTwitterアカウントのフォロワーが好むイラストをAIで自動生成し、そのイラストをベースに広告クリエイティブを仕上げるなど、さまざまなソリューションを今後開発していく。
ニューノーマル時代の広告制作の手法は進化を続けているが、イラストやアニメーションは遠隔でも進行しやすい手法。DJSは、このような新しい時代環境の制作体制を構築しながら、これまで蓄積してきたアニメ文化の知見と連携会社の協力のもと、今後も国内外のブランド・商品に資するソリューションを提供していくとのこと。