モリサワは、組込みおよびIoTデバイス向けのソフトウェアソリューション大手プロバイダーであるMicroEJ社との業務提携に合意したことを発表した。
モリサワフォントは、その豊富なバリエーションと洗練されたデザインにより、国内はもとより海外でも高評価を受けている。多様なシーンで高度な可読性と視認性を実現することができることから、スマートウォッチや調理器具、家電、プリンター、医療機器、工業製品など、小型ディスプレイを備えたスマートデバイスの組込みUIなどに広く採用されている。
MicroEJは、フランスをはじめとする世界の企業に対し組込みやIoTデバイス向けのスマートソリューションを提供しているソフトウェアベンダー。ソフトウェアアプリケーションが、高性能、小型化、高エネルギー効率および費用対効果の高い開発などを必要とする市場に向け、デバイスメーカーに堅牢な製品を提供している。
今後モリサワは、MicroEJに高品質なTrueTypeフォントを提供することにより、最適な可読性を保証するとともにブランドの個性を引き立たせ、スマート電子製品における上質なUI/UXエクスペリエンスを支援する。
また、フォント処理の技術パートナー、Software Imaging社とも協力することで、アジア、主に日本での事業開発を行う企業のサポートにも取り組み、スマートデバイス向けソフトウェアを開発する企業のための専門的なエンジニアリングサービスも提供する予定だという。