VR/AR/MRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」を提供するPsychic VR Labは、複数人で体験可能なバーチャルツアーを開催できるSTYLYセッション機能β版を公開した。
STYLYセッション機能β版では、複数人(推奨人数10名~15名)で体験可能なバーチャルツアーを開催できる。
ユーザーは、ホストユーザーとゲストユーザーに分かれ、ホストユーザーが作成したセッション(=ツアーシーンをまとめた一覧) に対して、別のユーザーがゲストとして参加。ホストユーザーはPC VR/QuestやそのほかVRHMDのみで参加可能で、ホストのみVRoidHubと連携し、アバターの変更が可能。ゲストユーザーはデフォルトアバターでの参加となる。
ホストユーザーは、いわばガイドの役割を担っており、STYLYに存在する16,000を超えるXR作品の中からキュレーションもしくは、新規に作成したXR作品など、あらかじめピックアップしておいたシーンを切り替えながらツアー形式の体験を提供することができる。
また、マルチデバイス(スマートフォン・ウェブ・VRHMD・スマートグラス〈NrealLight〉)対応で、ユーザーはお手持ちのデバイスで手軽に参加しながら、ボイスでのコミュニケーションを取ることが可能。
ガイドとなってアート作品の解説をしたり、フォトグラメトリで制作された世界各国の観光地シーンを巡ったり、落語や怪談話などのイベントを開催したり、趣味のグループを作って会話したりと、密度の高い体験を提供する際に適した機能となっているという。