ワントゥーテン、仮想空間と現実世界のユーザーが同じ空間を共有するイベントプラットフォーム販売開始

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2021/10/15 05:00

 XRやAIなどの先端技術で社会課題の解決に取り組むワントゥーテンは、リアルとバーチャルを融合させた新しいイベントプラットフォーム「Smart Digital Field(スマート・デジタル・フィールド)」の販売を開始した。

 Smart Digital Fieldは、オフライン(現実世界)の代替としてのオンライン(仮想世界)ではなく、オフラインとオンラインを融合し相互のインタラクションを体感できる技術を、同社が新たな顧客体験プラットフォームとして実用化したもの。同社は同プラットフォームをはじめ、強みであるXR、AIなどの先端技術で顧客体験設計をアップデートしていく。

 同プラットフォームの基本機能は、次のとおり。

基本機能

  • リアル空間とバーチャル空間の座標位置情報をシームレスに同期
  • リアル空間にあるスクリーンと、バーチャル空間にあるスクリーンに、同じライブ映像を配信
  • 「エモティコン」「エモアクション」機能で今の感情をアイコンやモーションで表現。
  • バーチャル空間にログインしているユーザー全員とチャットでやりとりすることが可能。(オープンチャット機能)
  • バーチャル空間にログインしているユーザー同士1対1で、チャットすることが可能(プライベートチャット機能)
  • リアル空間のオブジェクトをバーチャル空間の同じ座標に配置することでリアルとバーチャルでシームレスな体験が可能。

 今後はリアルとバーチャルを横断した「テキストチャット機能」や、体験の臨場感を高める「立体音響機能」などを実装予定だという。

Panasonicの【SPORTS CHANGE MAKERS】に採用

 同プラットフォームを利用した「Mirror Field」が、2021年3月と8月にパナソニックセンター東京で行われた【Panasonic SPORTS CHANGE MAKERS】のイベント手法として採用されているとのこと。