クラウドファンディング・プラットフォームを運営するMOTION GALLERYと電通は、業務提携を行い、ともにクラウドファンディングを活用した広告サービスプラットフォーム「AD MISSON(アドミッション)」を開始した。これにより、企業や団体が主だったマス媒体を活用した広告コミュニケーションが、個人でも想いやメッセージを発信することが可能になり、ワンストップで実施できるようになる。
両社は、経済的なモノサシでは測れないものの、社会に必要とされている声を世の中に届けることはSNSだけではなく、広告が果たすべき重要な使命のひとつであると考える。この考えに基づき広告サービスプラットフォームAD MISSIONを開発した。
MOTION GALLERYが従来のクラウドファンティングプラットフォームとしての機能を提供、電通が新聞・テレビ・ラジオ・屋外広告をはじめとした広告枠の確保とそれにともなう媒体審査や送稿作業、ならびにクリエイティブ制作などのサービスを提供する。MOTION GALLERYの専用サイトから広告出稿の相談ができる。
同プラットフォームを利用することで、企業や団体の活動が主だったマス媒体を活用した広告コミュニケーションが、クラウドファンディングで賛同と支援を得ることができれば、個人でもワンストップで届けたい想いとメッセージを広告として発信可能とのこと。
両社は、個人発信から広げていきたい応援的なプロジェクト、有志を募り共通の目的に向かって推進していく共創型のプロジェクト、支援やオピニオンを掲げて賛同を集める活動・社会課題プロジェクトなど、さまざまな想いとメッセージを届けることで、共感・応援・多様性が広がっていくポジティブな声にあふれた豊かな社会の構築を目指す考え。なお、広告掲出には媒体社の審査が必要となる。