日比谷花壇は、三越伊勢丹が提供するVRを活用したスマートフォン向けアプリ「REV WORLDS(レヴ ワールズ)」上で展開する仮想伊勢丹新宿店内に、日比谷花壇として初となるバーチャルフラワーショップ「HIBIYA KADAN」をオープンした。
バーチャルだからこそ実現できる遊び心あるフラワーアートが楽しめる空間や、日比谷花壇のリアル店舗やオンラインで提供するサービスをバーチャル上で体験できる新たな場を提供する。
バーチャルフラワーショップ1階では、花のもつ彩りやダイナミックさをデジタルならではのフラワーアートで演出し、訪れる人に驚きとインパクトを与える。バーチャルの世界でも季節や自然を感じられるよう、店舗中央に大型のメインツリーを配置し、いつ訪れても楽しめるよう、現実の気候などと合わせて花が咲き進む様子など、デジタルとリアルが融合した変化に富んだ演出を楽しむことができる。
バーチャルフラワーショップ2階では、花やグリーンで安らぎを感じられる空間を演出し、店舗のスタッフと同じ制服を着たアバターがユーザーを迎える。並ぶ花は実際の店舗と連動し、日比谷花壇の店頭で展開中の来店型の花のサブスクリプション「ハナノヒ」や、配送型のサブスクリプション「ハナノヒ365days」のサービスが再現され、バーチャル上で体験することにより、実際のサービスをよりイメージしやすくなっている。さらに、日比谷花壇の人気フラワーデザイナーの作品やデザイナーのSNSアカウントを紹介するコーナーを設け、ウエディングフラワーデザインや空間装飾の参考などにもすることができるとのこと。また、空間内にベンチを設け、バーチャル上でユーザー同士がコミュニケーションをはかれる新たなコミュニティエリアを提供する。
同社は、店舗などでのリアルな空間演出やサービス展開と合わせて、新たなユーザーとのタッチポイントとして、デジタル空間内でも花やグリーンを使った空間演出やライフスタイルの提案を行っていくことで、花やグリーンの魅力を伝え、その可能性を広げ、新たな価値提供を行っていく考え。
「REV WORLDS」はVRを活用したスマートフォン向けアプリ。24時間どこからでもスマートフォンから仮想都市にアクセスをすることが可能で、新宿東口の街の一部エリアと伊勢丹新宿店が再現され、アプリ内のどこにいても、チャット機能を使って、友人や家族のほか、初めて出会ったユーザーとも会話を楽しむことができる。仮想伊勢丹新宿店において、コスメやワインなど、気に入った商品があれば、アプリ上で遷移しクリックすることで、実際の商品を購入できる。