クリエイティブエージェンシー、不動産サービスを行う太平洋商事ジャムザライフ、シブテナは、渋谷センター街の一角にある渋谷ソシアルビルの一部をポップアップスペース「HOUSE OF STOKE(ハウス・オブ・ストーク。以下、HOS SHIBUYA)」としてオープンする。
プロジェクト第1弾は、スペインバルセロナ発のファッションブランド「Desigual(デシグアル)」。同ブランドが発表するマリア・エスコテの最新カプセルコレクション「Sexy Planet」を、アーティスト「澁谷 忠臣氏」、ARアーティスト「KAREZMAD(カレズマド)氏」、アートディレクター「小林 拓磨氏」がタッグを組み、ARミューラル・アートとして発表した。
同プロジェクトの全体指揮をするジャムザライフは、広告コミュニケーション・プランニングの提案を主要サービスとして2008年に創業し、2015年以降、ミューラル・アートに纏わるさまざまなプロデュースを手掛けてきた。また、アーバンコンテンポラリーアーティスト(グラフィティライター・ミューラリストなど、広義に捉えたアウトサイダーアーティスト)向けの専用塗料STOKE(ストーク)を展開している。
今回のプロジェクトはSTOKEのバックグラウンドテーマである「ストリートカルチャーに対する貢献」を街で可視化する試みだという。
かねてよりイメージしていた「屋外広告の最大化」を目指したこの計画に、デシグアルが賛同。下記3点を目的に準備を進めてきた。
- 壁画(広告)の制作過程をカッコよく見せること
- 完成した壁画が美しいこと
- 楽しいPOP UPイベントが開催され、SNS投稿を促進すること
澁⾕ 忠臣氏とKAREZMAD氏によるARミューラルは、HOSの外壁と館内POP UPスペースでの体験が可能。今回のプロジェクトのために描き下ろし、プログラミングされたARアートワークが用意されている。利用のためにはARスマートフォンアプリ「ARTIVIVE」 が要インストールとなる。