博報堂プロダクツ、シズル撮影専門チームによるマルチモニターを用いた新たな撮影手法開始

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2021/11/18 18:00

 総合制作事業会社の博報堂プロダクツは、制作領域の強みを活かした、ビジュアル化(視覚体験化)による新しいマーケティングコミュニケーション「VX(ビジュアル・トランスフォーメーション)」を強化するなかで、シズル専門の撮影チーム「drop」による撮影手法のDXとして、2021年11月より「Sizzle “Monitor” Stage」をスタートした。

 Sizzle “Monitor” Stageとは、フォトクリエイティブ事業本部のシズル専門撮影チーム「drop」が提供する新たな武器として、マルチモニターを用いた新しい撮影手法。同撮影手法は、時間や場所、季節や天候に左右されることなく、撮影した瞬間に「合成」もほぼ完了するため、撮影における効率化・スピード化への対応はもちろん、同社フォトグラファーが撮影した高品質な写真や映像をモニターに映し出すことで圧倒的な臨場感を実現。グラフィック・映像撮影の基本である、一発撮影だけが持つ、表現の醍醐味、強さがクリエイターの自由な発想や表現を広げ、商品(被写体)の魅力を最大限に引き出す。広告映像制作の編集・CG・VFX制作を担うREDHILL事業本部の VFXチームが開発・運用を進めているモーションセンサーや空間認識技術と3DCGリアルタイムレンダリング技術を組み合わせた小型のバーチャルプロダクション機能も備え、リアルとバーチャルの融合を実現したグラフィック撮影も可能だという。

モニターを照明機材として活用

光の映像を流し、水に映り込むリフレクションを撮影

広大な景色の前に商品を配置し臨場感を追求