電通デジタルは、事業の戦い方をクリエーティブ発想でリポジショニングする専門チームを発足。事業の伸び悩みを仮説構築と施策検証で解決するソリューションを提供開始した。
昨今、企業の新規事業開発において、主にふたつの課題を抱えるケースが目立つ。ひとつ目は、現状の事業推進とともに今後の持続的成長を見据えた課題検証を実施するという両軸でのプロジェクト推進が困難であること、ふたつ目は市場の成熟化が原因による「ブランドのコモディティ化」である。これらの課題解決に向けて、マーケティング戦略を既存の方法にとらわれず新たに再考する必要性が生じているという。
これを受け同社では、データやソーシャルリスニングを元にしたインサイト視点に基づいて、製品・サービスの本質的価値は保ったまま、クリエーティブ発想で事業の戦い方をリポジショニングする専門チームを発足。事業立ち上げ時に構想したマーケティング戦略にとらわれず、市場における製品・サービスのリポジショニングや新価値の創造を支援し、企業の事業成長に貢献する。
同チームでは、電通デジタルが持つBX(ビジネストランスフォーメーション)、CX(顧客体験)トランスフォーメーション、広告運用など、さまざまなデジタルマーケティングの専門組織と連携することで、事業リポジショニングの提案にとどまらず、ブランドストーリーに紐付いたAI活用、デジタル広告運用の見直し、そして販促など一貫して支援することが可能とのこと。