グッドパッチは、株式会社スタジオディテイルズ(以下、「ディテイルズ」)の株式を100%取得し、完全子会社化することを決定。なお、完全子会社化後もディテイルズの経営陣は引き続き同社の経営を推進していく。
株式の取得の背景
グッドパッチは「ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させる」というビジョンのもと「デザインの力を証明する」というミッションを掲げ、デザインを通じて人々の生活がより便利に、暮らしやすくなることを目指し事業活動を行っている。デザインの本質的な価値を活用し、顧客企業のデジタルプロダクトにおける戦略立案・UI/UXデザイン・開発の支援を続けてきた。
スタジオディテイルズについて
ディテイルズは、2009年に現経営陣によって創業された。「“いいもの”を丁寧につくる」をミッションに、企業のブランディングや商品開発などのクリエイティブ部門と、ウェブシステムやアプリ開発などの実装・開発部門を両軸として、名古屋地域でのナショナルブランド企業へ顧客基盤を拡大し続けている。
「神は細部に宿る(God is in the details.)」という言葉にちなんだ社名の通り、質の高いクリエイティブデザインを追求し続け、高いスキルを持つデザイン人材が受賞した広告賞は80以上にのぼる。
2017年には東京オフィスを開設し、近年のデジタルトランスフォーメーション(DX)の潮流に乗り、顧客企業のDXを上流から支援する“ブランディング戦略パートナー”として、100社超の多彩な顧客ポートフォリオを築くまでに至っている。
今後の展望
同社はディテイルズのグループ参画により、デザイン領域における総合力を高め、国内随一のデザインカンパニーとしてのポジションを獲得することを目指す。同社の強みである戦略デザインやUI/UXデザインと、ディテイルズの基盤である質の高いクリエイティブとブランディングを融合し、顧客企業のさらなる期待に応えられるデザイン支援を提供する。なお、ディテイルズの提供するサービスはデザインパートナー事業に該当し、本子会社化によりデザインパートナー事業におけるデザイナー数は146名となる。
両社の豊富な顧客リードを活用し、より付加価値の高い戦略領域におけるプレゼンスを拡大していく。