博報堂DY、クリエイティブ領域におけるAIなどのテクノロジー活用を推進する研究開発組織発足

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2022/01/19 12:00

 博報堂DYホールディングスは、クリエイティブ領域におけるAI技術の産学連携の学術研究からプロダクト開発、クリエイティブ業務のワークスタイル変革までを担うグループ横断型の研究開発組織「Creative technology lab beat」(クリエイティブ・テクノロジー・ラボ・ビート 以下beat)を発足した。

 また、第1弾プロダクトとして、beatの一翼を担うアイレップは、検索連動型広告における「広告文自動生成」と「効果事前予測」をAI技術によって支援する「H-AI SEARCH」(エイチ・エーアイ・サーチ)を開発し、サービス提供を開始した。

 同社グループは、クリエイティブ業務のDX・自動化をテクノロジーの力で推進し、より質の高いクリエイティビティが発揮できる業務環境やワークスタイルを確立することにより、同社グループがクリエイティブ×テクノロジーの社会実装をリードすべく、グループ横断型の研究開発組織beatを立ち上げた。

 同組織は、AI技術などのテクノロジー活用により「審美」の量的・質的効果を追求する基礎研究、応用研究を産学連携で推進。加えて、その研究成果に基づくプロトタイプの開発やそれを活用したクリエイティブ制作における新しいワークスタイルの研究・開発を進めていく。

 また、開発プロダクトの第1弾として、同組織の一翼を担うアイレップは、検索連動型広告の広告テキストを自動で生成し、そのテキストの配信効果を事前に予測するAIサービス「H-AI SEARCH」の提供を開始した。

 H-AI SEARCHは、アイレップが広告運用により蓄積した膨大な広告文・運用データを元に広告テキストを自動生成し、配信効果を事前に予測することで、効果が高いと期待される広告文だけをスピーディーに配信することができる。従来よりも質の高いABテストの実施と、そのテスト結果に基づいた効果的なクリエイティブ入稿が可能になり、より効率的なPDCAが可能となる。

 なお、同プロダクト名称には、同領域の“叡智”を結集し、“Humanity”を重視し、“博報堂DYグループならではのAIサービス”の提供を目指していくという思いが込められているとのこと。

 今後も同組織では、産学連携の学術研究やテキスト認識、動画認識、画像認識、3DCGなどの自動生成AIツールの開発、クリエイティブ業務のワークスタイル研究を進め、世の中を魅了するクリエイティブを生み出し、生活者や社会にとって魅力的なコミュニケーション体験を提供していく。

 同組織の主な活動領域は、次のとおり。

学術研究/基礎・応用研究

 クリエイティブ・テクノロジー領域、特に審美性(広告への注視、ブランドイメージや好意、購入意向測定など)における基礎研究・応用研究を行うことで、社会・生活者の幸福の追求やよりよいクリエイティブ業務に関する研究を行う。また、クリエイティブ・テクノロジーに関して、大学/テックベンチャーなどとの産学連携を通じた研究開発も進める。

プロダクト企画/プロトタイプ開発

 博報堂DYグループの各事業会社との研究開発連携を通じて、クリエイティブ自動生成やクリエイティブワーク改革のためのプロダクト開発を進め、グループ会社支援を行う。今後、H-AI SEARCHを皮切りにテキスト/映像/画像/3DCG領域における開発を進める。

クリエイティブ業務のワークプロセス改善・支援

 大量生産が求められる現状のクリエイティブ業務に対し、テクノロジーの力を借り、人が楽しくクリエイティブな仕事に集中できる新しいワークプロセスの探求およびクリエイティブ業務を支援するシステムの研究開発を行う。