ADK MS、感情認識AIによる広告調査プラットフォーム「DAIVID」活用サービスの日本進出を支援

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2022/02/25 12:00

 ADKマーケティング・ソリューションズ(以下、「ADK MS」)は、DAIVID LTD.の日本進出のための調査プロジェクトを共同で実施する。日本国内の消費者を対象にした独自の調査分析を通じて得る知見をDAIVID社のユニークなソリューションに反映させて、日本国内における動画広告の最適化に貢献することを目指すという。

 ソーシャルメディアが浸透した現代において、動画広告の効果における「認知」という指標だけでなく、SNS上で自社の動画が「視聴者や顧客にどのような感情を喚起させるか、共感やシェアされるか」という視点が重要となってくる。

 今回ADK MSは、イギリス発のスタートアップ企業でAIを活用した広告調査プラットフォーム「DAIVID」を提供するDAIVID社と共同プロジェクトの実施によって、グローバル市場で受け入れられているDAIVID社の分析手法をいち早く日本市場に導入されることを支援。両社共同で日本市場向けに、動画分析のためのノーム値を立てるために、日本のさまざまな動画を日本の消費者に視聴してもらう調査・検証を行う。同調査結果により、対象の動画広告を見た消費者や顧客にどのような感情を喚起するのか、日本独自の感情パターンを認知や理解促進のみならず、共感を得て、エンゲージメントを高めるためのクリエイティブを示唆するソリューションサービスを提供する。

 また、ADK MSは2021年3月に立ち上げた「ADK CONNECT」において提供するソリューションのひとつであるCEM(Customer Equity Management/CRM領域も含めたフルファネルでのマーケティングサポート)を中核ソリューションと位置付け、顧客資本を豊かに育てるフルファネルマーケティングサポートを行っている。DAIVID社との協業を契機に動画マーケティングのDX化を推進し、CEMソリューションのひとつとして体系化していくとのこと。

提供するサービス

  • 対象動画において視聴者に各シーンでどのような感情を喚起させるのか詳細分析するとともに、それがネガティブか、ポジティブかを判断。
  • 検索意向や、口コミ意向、購入意向も確認。ブランドイメージも分析最終レポートにおいては対象動画の評価と改良ポイントも示唆。
  • 対象動画はどのようなターゲットが高く反応するのか特定し、SNSにおけるターゲティングの特定を示唆。
  • 動画が捉えたアテンションを測定する。たとえばどのようなクリエイティブ要素がアテンションを獲得したか、動画の終了までアテンションを維持させたかなど。
  • クリエイターとメディアプランナーとマーケターがこの分析を通じて効果的な動画広告の開発手法確立をサポート。