テテマーチ、「TikTok」の企業支援事業を4/1本格開始 Z世代チームがトータルプロデュース

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2022/03/30 12:00

 企業向けSNSマーケティング支援を中心としたビジネス展開をする「テテマーチ」は、ショートムービープラットフォーム「TikTok」の企業支援を4月1日より本格的に開始する。

 TikTokは2016年に運用を開始したSNSアプリ。総務省が2021年8月に発表した「令和2年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると同SNSの全世代の利用率は17.3%だが、10代の利用率は57.7%、20代の利用率は28.6%と、若者層が圧倒的に利用しているデータ結果が出ている。

 また同社は2022年3月に、企業の広告・宣伝・販促・広報・IR・ブランディング・企画・調査・マーケティングなどの職業従事者300名を対象に「企業が注目している世代と注目のSNSメディアに関する調査」を実施した。

 【仕事をするうえで注目しているSNSメディアは?】という質問の回答はInstagram、Twitterに続きTikTokは15.3%の3位だったが、【Z世代と相性が良いと思うSNSは?】の回答はTikTokが40.3%と1位に。さらに【企業がTikTokで企業アカウントを運用している目的は?】については“Z世代向けの施策”という回答が43.4%と高く、企業もZ世代=TikTokとなっているイメージ結果となった。

 同社はこれまでにInstagramやTwitterを中心にSNS活用支援をしてきたが、昨年から既存顧客を中心に支援を開始。今回、調査結果によるニーズに応え、これまでのTikTok活用支援で貯めてきたナレッジを体系化し、本格的に企業のTikTok活用支援を開始することを決定した。

サービス特徴

 同社の『TikTok』企業支援の特徴は、TikTokネイティブであるZ世代を中心とした運用体制。2015年の創業以来、培ってきた企業のSNSマーケティング支援の経験を活かしつつ、昨年11月に吸収合併したZ世代に特化したクリエイティブ集団『Honey At』のZ世代メンバーが中心となり、企画提案や動画制作、アカウント運用を行う。

 また、リアルなトレンドをキャッチアップするために、複数名を抱える2000年以降のZ世代のインターンもサポートメンバーとして、企画提案や動画制作、アカウント運用のサポートを行うとのこと。これにより、企業はZ世代のリアルな声やトレンド情報を直接収集することができ、効果的な『TikTok』を運用することができる。

 また、Z世代の人材が中心ではあるが、これまでのSNSマーケティング全般の経験が豊富な社員がZ世代のメンバーをサポートする体制を構築していているとのこと。