LINEは、LINEのUI/UX、BX、映像制作、スペースをデザインする社内組織であるCREATIVE CENTERが手掛けた「四谷オフィス」「LINEドクター」「LINE DEVELOPER DAY 2020」のデザインが、国際的に権威のあるデザイン賞のひとつである「iF DESIGN AWARD 2022」を受賞したことを発表。
「iF DESIGN AWARD」は、ドイツのハノーバーを拠点とするデザイン団体「iF International Forum Design」が主催し、1953年から続く国際的に権威のあるデザイン賞のひとつ。2022年は57か国・地域から約11,000点の応募があり、132名のデザインの専門家によって厳正に審査が行われた。
四谷オフィス
2021年4月から新たな本社拠点となっている四谷オフィスは、現在のLINEを「第二創業」と位置づけ、従業員のベンチャーマインドが醸成されるようなオフィスを目指してデザインされた。「FLEXIBLE」「CONNECT」「SUSTAINABLE」をテーマに、目的によって使い方を変えられる空間の設置や、従業員の挑戦するマインドを刺激するようなデザインの採用、組織の拡張や社会の変化などにも適応可能な構造などを備えたオフィスとなっている。
LINEドクター
LINEヘルスケアが提供するオンライン診療サービス「LINEドクター」は、LINEアプリ上で診察の予約、無料ビデオ通話での診察、決済を完結することのできるサービス。医療機関が患者の症状や環境にあわせて、診察手段を選択できる医療体験のサポートを目指している。その上で、医療機関側の導入負荷を減らすことを目的にシンプルな設計を意識したり、医療機関と患者のコミュニケーションをサポートするスターターキット(※写真の一部は提供終了)にLINE FRIENDSキャラクターを採用し、親近感を持てるようにしたりと、医療機関、患者の双方が使いやすいデザインを心掛けた。
LINE DEVELOPER DAY 2020
「LINE DEVELOPER DAY」は、LINEが2014年から毎年開催している、さまざまなサービスの技術領域でのチャレンジや取り組みなどを紹介するエンジニア向け技術カンファレンス。2020年は新型コロナウイルス感染症拡大を考慮し、初めてオンライン配信での開催となった。世界各地の参加者が、実際に会場へ来ているかのような没入感や高揚感を体験できるようなウェブサイトを設計したほか、すべての参加者がリアルタイムで視聴し相互のコミュニケーションができるようにするなど、オンラインでも一体感が味わえるイベントを目指しデザインした。
CREATIVE CENTERは今後も、ユーザーの課題解決につながるデザインや、感動を与えるデザインを追求していく。