ウエディングパークは、デジタル技術を活用したウエディング企業の変革を支援する専門組織「DX本部」より2021年7月にリリースした、AIを活用した業務効率化支援ツール「AI Patroller」の新機能「クリエイティブ一覧機能」をリリースした。
AI Patrollerは、ウエディング業界で働く人のために開発された業務効率化支援ツール。AI(人工知能)技術の力で、毎日の業務をより容易により高い成果につなげることを目的に開発された。
新機能の「クリエイティブ一覧機能」は、指定したウェブページ内に掲載されている各種クリエイティブ(広告素材など)を自動収集し、データを一元管理できる機能。これまで人力で行っていた情報収集業務をデジタル化することにより、マーケティングおよび集客業務の成果を最大化する支援をする。
デロイトトーマツミック経済研究所が行った調査(『AI(ディープラーニング)活用の画像認識ソリューション市場の現状と展望 2021年度版』)によると、2019年に133億円だった画像認識AI市場は、2025年には2,300億円にまで拡大することが予測されている。また、ウエディング業界においても例外ではなく、デジタル化による業務効率化への関心が高まってきている。
今回の新機能は、同社にて行っていた各ウエディング企業へのヒアリング結果を参考に開発された。各企業からは「打ち出しているクリエイティブチェック(訴求内容、誤字脱字)をリアルタイムかつ一覧で行いたい」、「広告の訴求内容を考える際に、現訴求内容を一覧で確認したい」などの声が挙げられており、今回の新機能で現場業務の負荷軽減が実現できることを目指しているとのこと。
「クリエイティブ一覧機能」概要
- 指定したウェブサイトに掲載されているクリエイティブを自動キャプチャ
- 収集したクリエイティブデータをまとめて一元管理
- 自由なフォルダ設定により最適な情報管理が可能