企業向けSNSマーケティング支援を中心としたビジネス展開をする「テテマーチ」は、同社が運営するInstagram分析ツール『SINIS(サイニス)』に公式APIによるInstagramリールの分析機能を実装したことを発表した。
『SINIS』は、Instagramの公式APIを利用した分析ツール。今まではフィード投稿、ストーリーのみが分析対象だったが、今回の実装により、InstagramからリールのAPIがリリースされたことで、今までの分析対象に加えリールの投稿分析も可能となる。
利用できるプランについては、次のとおり。
- LITEプラン:最新45日間に投稿したリールの分析利用が可能
- 有料プラン:すべての期間に投稿したリールの分析利用が可能(投稿のインサイトデータについてはAPI側がまだ開発中のため、正確な数値が出ない可能性があるとのこと)。
昨今、Meta社はリールの利用増加に力を入れており、Instagramマーケティングにおけるリールの重要性は増している。Instagramマーケティングでリールを活用するメリットは次のとおり。
- 投稿の掲載場所が多くリーチ数を獲得しやすい
- リールタブが独立しているためフォロワー外のユーザーにもアプローチできる
リールはリーチ数増加からの新規フォロワー獲得やサイト流入を狙う施策として有効だという。同ツールでリールを分析し、投稿内容の改善を行えば、より効率的なエンゲージメント・リーチの獲得が期待でき、フォロワー数の増加やサイトへの流入など、企業ごとに設定している目標につなげることができる。
実装される機能
リールサマリー
指定した期間内におけるリールの投稿数や「いいね」「コメント」「保存」といったエンゲージメント数などを一目で確認できる。
リール投稿一覧
指定した期間内に投稿したリールを一覧で確認可能。エンゲージメント数やリーチ数などで投稿を並び変えできるほか、投稿ごとの数値も確認できる。
上記の機能に加え、今後は次の機能を実装する予定とのこと。
- リールのハッシュタグ調査
- タグ付け・メンションされたリールの分析