Orange moonは、屋外でのAR体験をノーコードで作成することができるプラットフォーム「AR Street Editor」を提供開始した。
これまで、屋外でのAR体験を作るには、開発に多くの工数が必要であり、容易に始められるものではなかった。今回リリースする「AR Street Editor」を利用することで、誰でも容易に屋外のAR体験をノーコードで作ることができるように。非常に容易な操作で完結するため、屋外のAR体験を作ろうと考えている事業者や行政にとって身近なサービスになることが期待される。
屋外でのAR体験は、市街地の建造物を加味して作成することになります。観光やプロモーション、アート・エンターテインメントなどのさまざまな用途での利用が想定されるが、従来のAR体験よりも迫力のある体験として楽しむことができる。なお、作成したAR体験は専用スマートフォンアプリ「AR Street」で体験することが可能とのこと。
サービスの特徴
「AR Street Editor」はノーコードのサービス。エンジニア不足の場合でもドラッグアンドドロップで誰でも容易に利用できる。また、VPS(Visual Positioning Service/スマートフォンなどのカメラでスキャンした周辺の建造物などの画像から位置情報を推定する技術)を利用したサービスのため、高精度な位置情報をもとにしたAR体験をつくることができる。同サービスは、Googleストリートビューが利用可能なすべての地域で利用可能。さらに、同サービスでの作成内容はリアルタイムで「AR Street」に反映される。