株式会社CoeFontが提供するAI音声プラットフォーム「CoeFont」は、テレビ朝日のオリジナル仮想都市「光と星のメタバース六本木」で登場するアバターたちの音声として、「テレビ朝日・六本木ヒルズ SUMMER STATION」と連動したVRイベントに導入されたことを発表した。
テレビ朝日では、2020年5月にバーチャルイベントが初開催されて以来、2021年4月には番組「声優パーク建設計画メタバース部」が開始。毎週連動して仮想都市「光と星のメタバース六本木」が拡張されており、同メタバース空間で開催されたイベントは100回以上にもおよぶ。街が拡張されイベントも大規模になるにつれて、迷子になった参加者を案内したり、イベント開催前の説明などが仮想空間上でより必要になってきた。そこで「スタッフアバター」が多数導入されたが、より楽しい世界観を構築するため、アバターの声もより魅力的にする目的で「CoeFont」が導入された。
「メタバース六本木」「声優パーク建設計画メタバース部」とは
テレビ朝日オリジナルのメタバース空間「光と星のメタバース六本木」では「声優パーク建設計画メタバース部」と連動したイベントなどを多数開催。専用アプリ「cluster」をダウンロードすれば、スマホやPC、HDMなどから容易にメタバース空間で行われる最先端エンタメを体験可能。人気アニメ・ドラマ・IPや映画、さらに他企業ともコラボしたVRイベントや空間を楽しむことができる。
同社では、今回のメタバース空間のアバターへのAI音声の活用をはじめ、今後は法人ユーザーの利用ニーズ拡大に向けた利用シーンの開発に取り組んでいくとのこと。