ambr、『東京ゲームショーVR』でメタバース基盤プロダクトによる「イベントゲーム体験」提供

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2022/09/07 06:00

 メタバースクリエイティブスタジオ事業を手掛けるambrは、『TOKYO GAME SHOW VR 2022(以下、TGSVR2022)』において、進化したメタバース基盤プロダクト「xambr v2(クロスアンバー ブイツー)」を採用した。また、xambr v2に実装されたゲームクエストシステムやアバターカスタマイズシステムを活用することで、バーチャルイベントにゲーム性を付与した「バーチャルイベントゲーム体験」を提供することを発表した。

メタバース基盤プロダクトxambr v2及びバーチャルイベントゲーム体験について

 「xambr」は、ambrが独自開発したマルチプレイVRアプリケーションを構築するための基盤システム。これまで『TOKYO GAME SHOW VR 2021』『マジック:ザ・ギャザリング バーチャル・アート展』などに活用された。今回、xambrを大幅にアップデートし開発されたxambr v2では、ゲームクエストシステム、アバターカスタマイズシステムなどが実装。これによりバーチャルイベントにゲーム性を付与した「バーチャルイベントゲーム体験/Virtual Event Game Exprience」が可能となった。TGSVR2022にて、xambr v2およびバーチャルイベントゲーム体験を採用している。

ゲームクエストシステム

 アプリ内にクエストおよびクエスト報酬を設定できるクエストシステムにより、ユーザーはさまざまなクエストに挑戦しながら、ストーリーを進めつつイベントを楽しむことができる。

 TGSVR2022では、動画でゲームの最新情報を得る、キャラクターを撮影する、地層に隠されたアイテムを発見する、クイズに答えるなど、総数70個以上ものバラエティ豊かなクエストが用意されている。クエストをひとつ達成するごとに装備アイテムやTシャツが入手できるほか、複数達成することでストーリーを進めたり、空間に変化が起こるなどの仕掛けも発動したりする。クエストはメニューUIからいつでも一覧で確認でき、ソート機能によるエリア別表示や未達成のみ表示も可能。

アバターカスタマイズシステム

 ユーザーがアバターをカスタマイズできるシステムにより、素体(肌色・髪型/色・目の形)は自由に、また装備アイテム(頭・体・足)を好みのパーツに変更することが可能に。着せ替えできるアイテムは、クエストシステムの報酬として設定することで、ふたつのシステムを合わせた体験を構築することができる。

 TGSVR2022では、オリジナルの3Dモデルや出展企業とのコラボ3Dモデルなど、クエストで入手できる多彩なアイテムを着せ替え可能となっている。

URP移行によるグラフィック品質の進化

 レンダリングパイプラインをUnity Universal Render Pipelineに移行したことにより、グラフィック品質が向上。特に、Quest 2においてPost-Effectを有効にし、光る表現が可能となった。

Open XR移行によるValve Indexの対応

 「OpenXR」は、さまざまなVR/ARプラットフォームでのデバイスやアプリ間の仕様を標準化する取り組み。今回xambrはOpen XRへと移行し、それにともない新たにVRデバイスValve Indexへの対応を実施した。

TGSVR2022におけるバーチャルイベントゲーム体験について

 TGSVR2022では、イベントの主目的であるゲームショウを強化し「バーチャルイベントゲーム体験」へと進化させるため、「空間設計」「ストーリー設計」「ゲーム設計」の3つに焦点を当てて計画している。

空間設計:ダンジョン

 ゲームのコアとなる体験を「冒険」や「未知の世界の探索」と捉え、誰もがわかりやすくゲーム体験だと感じられる「ダンジョン」というキーワードをもとに、空間設計を行っている。

 プレイヤーは幕張メッセの地下に広がる巨大地下空間を踏破する楽しみのなかで、さまざまな出展社コンテンツを発見していく。キービジュアルは、『映像研には手を出すな!』の作者である、漫画家の大童澄瞳氏が描きおろしした。

ストーリー設計:ゲームを発見する物

 各出展社スペース巡りそのものがストーリー体験になるような、「ゲームを発見する物語」を設計している。この世界の住人であるロボットやモグラのキャラクターは、「ゲームの地層」で“ゲーム”と呼ばれる出土品の発掘調査を行っているが、ゲームファンであるプレイヤーがこれに協力することで、段々とこの世界の謎が解明されていく。

ゲーム設計:クエストゲーム

 TGSVR2022には、出展社スペースに紐付いたクエストが散りばめられている。出展社ごとに異なる多彩なコンテンツをより楽しむために、達成条件のバリエーションを出すことができる「クエストシステム」を採用。コンプリートが目的の宝探しゲームではなく、アバターカスタマイズとストーリー進捗でよりゲームショウを楽しむことを目的としたクエストゲームへと進化する。