アカデミア発技術による社会課題解決に取り組むピクシーダストテクノロジーズ(以下、PxDT)は、乃村工藝社から出資を受け、資本業務提携契約を締結した。
PxDTは、世界をデジタル技術の観点から俯瞰し、新たな均衡点へ導く原動力となることを目指す大学発ベンチャー。デジタルと物理世界をつなぐインターフェース技術を研究開発し、連続的に社会実装していくことで、その実現に寄与している。
乃村工藝社は、創業以来130年以上にわたって築いてきた「空間と体験」の知見とネットワークを活かし、リアルな場や空間での社会課題の解決を目指している。一方、 PxDTは産学連携も含めた技術を活用し社会実装することで、「デジタル技術」をコアとした社会課題の解決を目指している。
両社は同提携により、空間体験起点・テクノロジー起点の双方向から課題解決を社会へ発信し、今までにない空間や体験価値を創り出していく考え。
今後は、PxDTが社会課題解決を目的に生み出す新たなデジタル技術を乃村工藝社が空間へ導入し、体験への応用を実装させていくとのこと。デジタル技術をリアル社会へ、リアル社会をデジタル世界へトランスフォームさせ、双方を融合させた顧客体験価値の再構築を図る。