XRやAIなどの先端技術で社会課題の解決に取り組むワントゥーテンは、新海誠監督最新長編アニメーション映画「すずめの戸締まり」の原作本の販促キャンペーンとして、作中のキャラクターが体験者との対話からニーズを解析し、最適な書籍をレコメンドするAIエージェントを開発した。
表情分析機能を搭載した「AIコンシェルジュ すずめの椅子のすすめ」
『小説 すずめの戸締まり』のキャラクター「すずめの椅子」がAIとなって作中同様の姿とアクションで画面に登場。体験者へ興味を示す「すずめの椅子」の可愛いリアクションを愉しみながら対話を進めてゆくと、体験の最後に「すずめの椅子」から、いまの自分にぴったりの1冊をオススメされる。
このAIエージェントは、数十冊におよぶ書籍の文章をAIで解析し、ユーザーとの対話内容とカメラの表情分析による感情推定を組み合わせ、体験者に最適な1冊を提案するソリューション。DX推進の中核技術としてワントゥーテンが開発した「QURIOS AGENT」による対話と「QURIOS CAMERA」による表情分析を統合したシステムを活用することで、従来型の行動履歴をもとにした商品レコメンドシステムでは汲み取れなかった、消費者ごとに異なる好みの違いや、そのときどきの気分・ニーズに即した商品提案を可能にする。
ワントゥーテンが提供する「QURIOS」
デジタルツインとAIエージェントの統合ソリューション「QURIOS」は、店舗や施設空間さらに都市全体における各種の課題解決に向けて、XRやAI技術などを活用したさまざまなサービスを提供する。これらのサービスは「QURIOS」プラットフォームとして相互に連携し機能を拡張させることで、さまざまな空間の課題やクライアントのニーズに対応した的確なサービス構成で設計し、開発実装することが可能。