ヤフーが提供するスマホ向け防災通知アプリ「Yahoo!防災速報」は、ユーザー同士で現在地の状況を共有することで、迅速な避難行動に繋げられる新機能「災害マップ」の提供を開始した。
災害マップは、ユーザー自身が現在地の状況を投稿でき、現在提供している自治体や気象庁から発信される情報だけではなく、ほかの周辺ユーザーの投稿を地図上で確認できる。また、現在地やユーザーが設定した地域の周辺で、災害状況についての投稿が一定数を超えて、所定の条件を満たした際に、異常を知らせるプッシュ通知が届く機能をあわせて追加した。
本機能は、約1ヵ月の期間限定の提供。今後は、機能提供期間中の利用状況をもとに、順次機能追加をする。
災害マップの機能詳細は、下記のとおり。
災害状況を知らせる投稿が所定条件を満たすとプッシュ通知が届く「異常感知通知」機能
ユーザーの現在地や設定した地域の周辺で、災害状況に関するユーザー投稿数が、所定の条件のもと異常が発生していると判定された場合に、プッシュ通知が届く。これにより、災害が発生する数時間前からどんな危険が迫っているかを確認することができる。
ユーザーからの災害状況報告を地図で確認できる機能
通知詳細画面やアプリトップ画面から、地図上でユーザーによる災害状況の報告や、土砂災害や河川洪水の危険情報もあわせて確認することができる。
現在地の状況を他のユーザーに知らせる投稿機能
「異常感知通知」から遷移した地図画面上や、避難情報、大雨危険度の通知画面に表示される投稿ボタンから、現在地の災害状況やライフライン状況を選択・投稿し、ほかのユーザーに共有できる。
ひとつの通知に対して投稿できるのは3時間以内に1度のみ。また、現地の状況を共有することを目的としているため、現在地への通知を受け取った場合のみ投稿できる。