株式会社バーチャルキャストは、同社が運営するメタバースコミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」が、一体型VRヘッドマウントディスプレイ(VR HMD)「VIVE Focus 3」の「アイトラッカー」と「フェイシャルトラッカー」に対応することを発表した。
「VIVE Focus 3」は、2022年9月より、HTC NIPPONから発売されたVRヘッドマウントディスプレイ「VIVE Focus 3」専用のトラッキング強化デバイス。「アイトラッカー」は、デュアルカメラと赤外線照射により、視線の方向や目の開き具合、瞳孔の大きさや位置などのデータを取得。また、「フェイシャルトラッカー」は、唇、顎、頬先、歯、舌など、38種類の部位をモノカメラでトラッキングしてユーザーの顔の表情や口の動きを精細に捉え、リアルタイムでVR上のアバターに反映することができる。
「バーチャルキャスト」は時間や場所にとらわれず全国各地のユーザーと共に非日常な日常を体験できるメタバースコミュニケーションサービス。今回の対応により、「VIVE Focus 3」を利用しているバーチャルキャストユーザーは、口の動きや目線、まばたきを自身のアバターに再現でき、深みのあるコミュニケーションを楽しむことができる。
※アイ・フェイシャルトラッキングを使用するには、VIVE Focus 3とSR Runtimeのソフトウェア更新が必要。