3Dで宝飾業界変革を目指すEncodeRingは、3Dプリントの普及とクリエイターの支援を目的に、無料の3Dプリントサービス「FREE 3D PRINT」を開始した。
ジュエリーやアクセサリーの製造において、3Dプリンターはカスタマイズ性や製造効率化において、大きな力を発揮する。しかし、機材の費用が下がったとはいえ、機材のメンテナンスや管理、運用に必要なノウハウが必要になるため、まだまだ導入のハードルが高いのが現状となっている。
3Dプリントを外注する場合でも、ワックス樹脂ひとつあたりのコストはまだまだ高く、試作を繰り返す際には大きな費用負担が強いられる。
FREE 3D PRINTは、EncodeRingの製造で培った3Dプリント実績を無料で解放することにより、より多くのクリエイターや企業に3Dプリントを手軽に利用できる環境を構築していく。
FREE 3D PRINTは、ダイレクトキャスト(鋳造)ができるワックス樹脂を使用した無料の3Dプリントサービス(造形最大サイズは縦30mm,横30mm,高さ30mm)。3Dプリントしたワックス樹脂は、そのままの状態でキャスト(鋳造)が行うことができる。
同サービスで造形されたワックス原型は、サポート材がついたままの状態での提供に。サポート材はカッターやペンチなど、自身で除去することが可能だが、サポート材の除去を依頼できるオプションサービスも用意している。
3Dプリントする前にARでバーチャル試着も
フル3DでリングのフィッティングができるENCODE Koalaを使えば、3Dプリントをする前にARで試着することができる。
注文はサイトから3Dデータをアップ
FREE 3D PRINTのページに3Dデータ(stl,obj)をアップして注文を行う。