Acerは、特別な3Dメガネを使わない裸眼3D立体視テクノロジーを提供する3Dゲームアプリケーション SpatialLabs TrueGameの大幅なアップデートを発表。新たに3D Ultraモードが追加となる。強化されたステレオレンダリング新機能で、ゲーマーに究極の3Dゲーム体験を提供し、奥行きのあるリアルな3D映像を投影。SpatialLabs TrueGameは、今までにない没入感が味わえるゲームプレイでゲームの世界でこれまで経験したことのないような、よりエキサイティングな冒険を楽しめるような3D体験をゲーマーに提供する。
今回の新しいアップデートでは、視覚的な細部、効果、3D深度の強度をプレイヤーの好みに合わせる、3Dステレオエフェクト構成の3D Senseが登場。TrueGame内で個々のユーザーの好みに合わせた方法でゲームを表示することが可能となる。また現在のAAAタイトルや、ユーザーが3Dの世界を楽しむことができるクラシックな有名作品のゲームも含めて、今後も毎月新しいゲームタイトルが追加される。
Acerの共同COOであるジェリー・カオ(Jerry Kao)氏は、「ゲーム開発は、夢の3Dの世界を驚くほどリアルで魅惑的に実現させる一種のアートであると認識しています。それには膨大な時間と、創造力を必要とする努力が必要です。今日のゲーマーの体験が2Dディスプレイデバイスによって制限されているところもあるなかで、SpatialLabs TrueGameは、完全なジオメトリック3Dデータを追加することで3Dゲーム体験の限界を押し広げ、立体3D技術のパワーを解き放ち続けています」と述べている。
SpatialLabs TrueGame 3D Ultra — 究極の3Dゲーム体験
SpatialLabs TrueGame 3D Ultraモードは、ゲームの世界に3D立体視パフォーマンスの新鮮な体験を提供し、ユーザーは3Dエンターテイメントの新しい領域に深く飛び込むことが可能になる。この新モードは、SpatialLabsのアイトラッキングソリューション、立体3Dディスプレイ、リアルタイムレンダリング技術の組み合わせにより、目を見張るような3Dシーン、オブジェクト、キャラクターに命を吹き込んだような表現を実現。特許取得済みのワンクリックゲームプレイ機能により、TrueGameはインストールされたゲームをあらかじめ設定された3Dプロファイルで自動的に起動するため、ユーザーはボタンをクリックするだけで立体3Dゲームをすぐに楽しむことが可能。SpatialLabs TrueGameは、開発者がゲームに含むシェーダーや3Dジオメトリに関する情報を活用し、3D Ultraモードに2台目の仮想カメラを追加したことで、ほかとは異なる3D没入体験を提供する。
新しいTrueGame 3D Ultraモードをサポートするゲームプロファイルには、最新のAAAタイトルや人気のあるゲームタイトルが含まれている。TrueGameアプリケーションの使いやすさと、最適化された3D Ultraプロファイルの追加により、ユーザーはこれまで以上に、個々のゲームタイトル専用に開発されたスムーズで幅広い裸眼3D立体視エフェクトを簡単に、しかも特別なメガネなしで楽しむことができる。
さらに、TrueGameのユーザーと3Dゲームの愛好家は、SpatialLabs CommunityのTrueGameフォーラムで交流することも可能に。このフォーラムでは、自分のアイデアや体験を共有し、ゲーマー同士のコミュニケーションと学びを促進する。
提供開始時期
SpatialLabs TrueGameの3D Ultraモードは、2023年1月末に予定しているソフトウェアアップデートで利用可能に。なお、SpatialLabs TrueGameは、ゲーミングノートパソコン Predator Helios 300 SpatialLabs Editionとモニター Acer SpatialLabs Viewに対応している。