DMM.comは、web3事業に関する新会社「DM2C Studio(ディーエムツーシースタジオ)」を設立することを発表した。
設立の目的
DMMでは総合サービスサイト「DMM.com」を運営するほか、現在60以上の事業を展開している。これまで培ってきたWebサービスの開発運営、ゲーム、アニメ、マンガなどのエンターテインメント分野の知見を活かし、独自トークンを軸としたweb3プラットフォームの構築を目指す。
近年、暗号資産などを用いたビジネスにおいて世界的に法規制の整備が進んでいる。日本においては世界に先駆けて暗号資産の法的位置づけの明確化、暗号資産交換業ライセンス運用などが行われてきた。web3鎖国とも揶揄される厳しい規制だったが、昨今ではユーザー保護の観点で日本の規制が再評価されている。さらに、足元では国家戦略としてweb3の推進および環境整備が進んでいる。
こういった状況を踏まえ、DM2C Studioでは厳しい日本国内法に準拠し、国内はもちろんグローバルにおいても事業の持続可能性を高め、ユーザーに安心してサービスを利用してもらえるプラットフォームの構築を目指していく。
web3プラットフォームでは次のような多様なプロジェクトを展開予定。
- GameFiとGameFiプラットフォームの開発/運営
- 各種Fan Tokenプロジェクト
- 各種SocialFiプロジェクト
- 独自ウォレットや会員基盤を軸としたweb3プラットフォームの構築
- web3の起業家/コミュニティ/クリエイターとの共創プロジェクト
- DMMグループのアセットを活用したweb3プロジェクト
第1弾としてGameFiの開発に着手し、2023年夏頃にブロックチェーンゲーム「かんぱに☆ガールズ RE:BLOOM」のリリースを目指している。
また、DMMグループのDMM Bitcoinとも連携し安心安全なweb3プラットフォームの開発・運営を行っている。
プロジェクトの詳細については、今後プレスリリース、ホワイトペーパーの開示などを通じて順次公開予定。なお、各プロジェクトは構想段階であり企画、リリース時期は確定事項ではないとのこと。