HIKKYは、メタバースサービス「My Vket(マイブイケット)」β版内のアバター制作機能「Vket Avatar Maker(ブイケットアバターメイカー)」にて、手軽にオリジナルのデジタルファッションが作れる機能を実装したことを発表した。制作したデザインデータは販売することも可能。
「My Vket」は、アプリやソフトウェアのダウンロード不要、ハイスペックPCやVR機器がなくても、スマートフォンやPCのウェブブラウザ上で誰もが気軽にメタバースを楽しめることを目指したメタバースサービス。自分の思いどおりのアバターや、自分だけのメタバース上スペースの作成をすることで、ユーザー同士でのコミュニケーションやイベント参加など、さまざまなメタバース体験が手軽に可能になる。
今回実装された新機能の特徴は、次のとおり。
アバターの衣装デザインを容易に変更できる
アバターの衣装デザインの変更が、3Dソフトで編集することなく、ウェブブラウザ上で自分の好きな画像や柄のpngデータをアップロードすることにより、容易に行うことができる。
衣装テンプレートを編集してよりオリジナル性のあるデザインも作成可能
衣装のテンプレートをPSD形式でダウンロードすることができ、Photoshopで自由に編集して、よりオリジナル性のあるアバターの衣装を作ることも可能。
対象アイテムは8種類
デザイン変更可能なアイテムは、Tシャツやスカート・パンツ・シューズなど8種類。今後も対象アイテムを増やしていく予定。
制作したテクスチャデータは自由に販売可能
制作したテクスチャデータ(デザインした衣装データ)は、「Vket Store」などの3Dアイテム商品を取り扱うECサイトで、自由に販売することが可能。さらに同機能のリリース記念として、「Vket Store」にてテクスチャの特集ページを用意。無料で使用できるテクスチャデータも配布する。
制作したアバターは商用・非商用を問わず利用可能
制作したアバターはMy Vket内で使えるほか、VRM形式でエクスポートすることができ、VRMに対応したほかのプラットフォームで商用・非商用問わず利用することが可能。
My Vketではほかにもフォローやメッセージが送れるソーシャル機能や、マイルームから外部サイトへ遷移できる機能を追加。また、メタバース上で開催するオールジャンルのオンライン同人誌即売会「ComicVket 3」でミッションをクリアするとバッジ(称号)がもらえる機能も同時リリースした。
My Vketは今後の本リリースに向け、さらなる機能の追加や外部連携を進めていく。