オープンエイトが提供するビジネス動画編集クラウド「Video BRAIN」(ビデオブレイン)は、チームでの協働を支援する機能や、音声付き動画の編集機能強化などの大幅なアップデートを実施した。また、SSO(SAML認証)によって、ユーザー管理のセキュリティ向上にも対応した。
部署横断や全社的な利用を促進する機能
オリジナルで作成したテンプレートやお気に入りのテンプレートから作成が可能にする機能や、作成中の動画を部門単位でフォルダ整理することで動画編集の分担が可能になるなど、全社横断導入の利用ニーズへの対応を強化するため、チームでの協働を支援する機能を多数実装した。
自社専用テンプレート保存機能
ロゴやカラー、デザインなど自社用にカスタマイズされた動画を自社専用テンプレートとして保存できるようになり、社内のほかのユーザーにも共有されることで、トンマナのバラつきがなく均一なクオリティの動画を作成できるようになった。
テンプレートお気に入り機能
よく使用するテンプレートをお気に入り登録することで、目的のテンプレートに素早くアクセスできるようになり、より容易に制作ステップを進めることができるようになった。
ファイルのフォルダ管理機能
メディアライブラリ同様に、ファイル一覧でもフォルダを作成できるようになり、プロジェクトや用途などによって自由にファイルを整理できるようになった。
フォルダの使い勝手向上とフォルダのUI変更
素材やフォルダを複数選択し、一括でフォルダ移動やゴミ箱へ移動ができるようになったほか、リスト表示への切り替えで一覧性が向上した。
ほかのチームへのファイル共有機能
チーム間でファイルのコピーができるようになり、マーケティング部門が作成したファイルを営業部門に共有するなど、部署間で作成した動画ファイルを共有し、動画の品質やフォーマットを揃えることが可能となった。
音声付き動画の編集機能強化
社員インタビューや業務マニュアル、研修など音声付きの動画のクオリティ向上のため、音声調整やナレーション生成における機能の強化を行った。
音声調整機能の拡張
シーンごとのBGM音量を0~100の間で任意に入力できるようになり、インタビュー動画などにおいて、音声とBGMのバランス調整がより細密に行えるようになった。
ナレーションの声タイプ追加
ナレーション自動生成機能における声のタイプを追加。男女やこども合計18タイプの声から選択でき、速度や声の高さを調整することで何通りもの声タイプを使用可能に。
そのほかの編集機能追加
タイムライン直接編集機能
長尺動画なども、任意の秒数でプレビュー画面を表示したまま編集できるようになり、編集作業の効率が向上した。
オブジェクトの反転
スタンプ、アイコン、静止画、図形の反転ができるようになり、表現の再現性が向上した。
セキュリティ強化
SSO(SAML認証)対応
SAML2.0に対応したシングルサインオンに対応し、ユーザー管理のセキュリティが向上した。
素材・ファイル・書き出しデータの完全削除
キャンペーン期間が終了したファイルやリニューアル前のロゴデータなどを完全削除できるようになり、古い素材の誤った使用を防ぐことができ、素材マネジメント面でのセキュリティが向上した。
サポートコンテンツの大幅拡充
サポートサイトのリリース
従来のヘルプコンテンツに加えて、お役立ち情報や他社のサクセスケースなどを多数掲載。動画作成とその活用を支えるサポートサイトとしてリリースした。
同社は機能リリースにともない、UI/UXの改良も実施し、わかりやすさと操作性の向上にも努めている。今後もVideo BRAINは、AIを活用した「誰でも簡単に質の高い動画を作成できる機能」の提供を通じて、企業クライアントにおける情報のリッチ化をテクノロジーでより簡単にし、あらゆるビジネスシーンでの動画活用と情報流通を支援していく。