英国Serif(Europe)Ltd.は、Affinityクリエイティブ・スイート「Affinity」を大幅アップデートした「Affinity Version 2.1」を発表した。
Windows、macOS、iPadで使用できる写真編集、グラフィックデザイン、レイアウトソフトウェアのAffinity Photo、Affinity Designer、Affinity Publisherの新バージョンが提供開始となった。
Version 2.1は、新機能だけでなく、Affinityでもっとも人気のあるツールのいくつかに何百もの改良が加え、ユーザーのワークフローを常に最適化するというSerifのコミットメントを実現。Serifは、これまで以上に優れたワークフローとユーザーエクスペリエンスを提供する。
アップデートは3つのプラットフォームのAffinity製品すべてに同時に適用されるため、Windows、macOSでアップデートされた機能は、iPad版でも利用可能。これにより、Affinityユーザーは、どのデバイスからでも最新バージョンのソフトウェアにアクセスでき、異なるプラットフォームでのアップデート時間もかからない。
Affinityのスピード、パワー、低価格は、プロの写真家、編集者、デザイナー、アーティスト、イラストレーターの間でグローバルなユーザーベースの確立に至った。Affinity 2.1では、この成功に加え、コミュニティからの要望が多かった一連の新機能と改良を追加。ガイド、レイヤー、アセット、ワープ、ストローク、テキスト、ブラシなど、アプリケーションでよく使われる機能のほとんどが改良された。さらに、Affinity Designerの新しいベクターフラッドフィルツールやAffinity Publisherのランニングヘッダーなど、新機能も追加している。
なお、既存のV2ユーザーは、無償でダウンロードが可能。
- Affinity Photo:超パワフルな写真編集とラスター ペインティングを実現
- Affinity Designer:直観的で創造力溢れるベクトル グラフィックデザインとイラストレーションが可能に
- Affinity Publisher:StudioLinkを搭載し、Affinityのほかのふたつの製品で使用されている編集ツールを独自の方法で使用することができる、軽快で無駄のないページレイアウトソフトウェア
Affinityスイートは3つの製品で構成されており、単品でも、30日間の無料トライアルとサブスクリプションのないパッケージ価格でも購入することが可能。バージョン2.1は、すでにV2ユーザーは無償でアップデート可能。