凸版印刷とハートコアは、CMS(Contents Management System/HTMLなどのコーディング知識がなくても、ウェブサイトの作成、情報更新を可能とする仕組み)をベースとした開発体制強化および、デジタルマーケティング事業拡大において協業を開始する。
同協業では、凸版印刷の持つ日本全国の小売や流通、メーカーなどさまざまな業種の顧客に対し、デジタルマーケティング領域のソリューションを提供してきたノウハウおよび顧客ネットワークと、ハートコア社の持つ顧客体験を最適化するプラットフォーム「HeartCore CMS」を融合。デジタルマーケティング領域において、ウェブ/アプリの構築、SNSやデジタルサイネージ領域の支援を、一貫して可能にするサービス開発や整備を共同で推進することで、顧客へ新たなソリューションを提供し、両社におけるデジタルマーケティング事業の拡大を目指す。
協業内容
ウェブサイト/デジタルサイネージ/アプリ/SNS/メールなどの顧客とのタッチポイント(接点)の管理をワンストップで行うことで、クロスチャネルのCXM(Customer eXperience Management:カスタマーエクスペリエンスマネジメント)を提供する。
今後の目標
今後は、両社の技術・知見を融合することで、デジタルマーケティング領域における新たなビジネスを創造し新たな価値を提供することにより、顧客企業へより多くの成果につながりやすいマーケティング活動支援を推進していく。凸版印刷は、本協業により2025年までに関連受注を含めて10億円の売上を目指す。