アイレップ、クライアント企業との協創を加速するプラットフォーム「iPalette」の提供を開始

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2023/07/03 12:00

 アイレップは、クライアント企業(広告主)に対して、広告の運用実績を管理・連携できるBI機能を搭載し、コミュニケーションの円滑化と広告効果の最大化を目指すプラットフォーム「iPalette(アイパレット)」の提供を開始した。

 近年、多様化・複雑化するデジタルマーケティング活動が多様化・複雑化するなか、クライアント企業と広告会社とのコミュニケーションは煩雑化している。こうした日々のコミュニケーションや業務を円滑化し、広告効果を最大限に高めるためには、双方が常に各広告運用にまつわる最新情報や実績を把握し、スムーズな連携を行うことが不可欠となる。

 同社では、このような状況に迅速に対応すべく、クライアント企業とともに広告配信にまつわるコミュニケーションを一元的に管理し、連携できるプラットフォーム「iPalette」の開発・提供を開始した。

 今回は開発の第1弾として、広告の運用実績を提供するBI機能を搭載。クライアント企業は運用実績における各データを統合してリアルタイムで可視化することができ、常にモニタリングしたい事業上の重要指標(KPI達成状況、予算進捗状況など)をウェブ上でいつでもモニタリング・抽出できるようになる。これにより現状の把握がしやすく、双方のコミュニケーションの円滑化が進み、ベストなタイミングでの意見交換をおこなうなどの協創力の向上を目指す。また、クライアント企業のおける意思決定力の質やスピードを高めることで、広告運用の効率化を図る。

今後の展望

 同社では今後も同プラットフォームの新機能開発を予定しており、「クリエイティブディレクション機能」「請求管理を円滑化する機能」「広告配信のプランニング機能」「クライアント企業向け情報ポータル機能」など、幅広くクライアント企業と協業する機能を搭載していく。

おもな「iPalette」の機能について

広告運用ダッシュボード機能

広告の運用実績をダッシュボードで確認できるようになることで、KPI達成状況や広告費用の進捗割合など、ファーストビューで確認したい実績サマリーや成果(数値)がデータで可視化できる機能。これにより、過去の運用実績含めたデータを一元的に管理および比較することができ、データの確認や分析、意思決定の質・スピードの向上につながる。

広告詳細レポート機能

デイリーレポートや週報など、詳細の広告レポートを提供する機能。分析コメントなども含めて確認することができ、個別の施策結果や過去の配信状況などを一元的に管理することで、振り返りも可能になる。

クライアント企業別のカスタマイズ機能

次のふたつに代表されるカスタマイズが、目的に合わせて自由にプラットフォーム上で可能に。これにより、本来ならば個別での開発対応が必要なカスタマイズを、リードタイムなしでニーズ・状況に合わせた最適なかたちで必要な指標の数値確認ができる。

  • カスタムコンバージョン、計測指標コンバージョンの実績表示
  • 各広告運用で個別のダッシュボード、レポートのカスタマイズ

AI活用による自動レポーティング、分析機能(※近日搭載予定)

ChatGPTなど、LLM(大規模言語モデル)を含む各種AIを活用した、広告の運用実績の自動分析機能を搭載予定。自動分析機能は、運用実績からさまざまな因果関係や事実を推察し、分析のアシストを行う。これにより、高精度でスピーディーな分析が可能となる。