BookLiveは、運営する総合電子書籍ストア「ブックライブ」にて、ユーザーの閲覧した作品情報をもとに、最適なオススメ作品を表示する、同社が自社開発したAIによるアイテムレコメンド機能をリリースした。
アイテムレコメンドの概要
同社が自社開発したAIによるアイテムレコメンドは、ブックライブ上でユーザーが閲覧した作品情報をもとに、ほかの最適なオススメ作品を表示するレコメンド機能。任意の作品の詳細ページを開くと、「この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています」のコメントの下に、レコメンド機能が提案する作品の一覧が表示される。
ブックライブは “いつも心に「マンガ部屋」を。”というコンセプトのもと、これまで多くの機能追加や改修を行い、新たな本やマンガとの出会いを増やすための工夫や、サービスをより使いやすくするための取り組みを行ってきた。
自社によるAI開発もその一環であり、今回のアイテムレコメンド機能の開発も推進してきた。各作品情報の画面に掲載されるおすすめ作品のレコメンド精度が向上し、これまでよりも、ユーザーの好みの作品の傾向にマッチした新たな作品との出会いを提供することを目指している。
これまでも、自社開発のAIとして2023年6月にパーソナライズレコメンドの機能をリリースしている。パーソナライズレコメンドは、作品の閲覧履歴など、ユーザーの行動パターンを分析して1人ひとりの趣味嗜好に合わせたオススメ作品を表示する機能。ログイン時、ストアトップ画面「これにも注目」枠や、来店ポイント確認画面の「あなたへのイチオシ作品」枠に作品が表示される。
今後は両方のレコメンド機能を駆使しそれぞれの特性を活かすことで、よりユーザーに充実した読書体験を提供する機会につなげていきたいとの考え。また同社では、今後も引き続きAIを使ったユーザーの体験価値向上のための開発を進めていく。