朝日新聞社は、「新聞広告の日プロジェクト 朝日新聞社×左ききのエレン Powered by JINS」内で行った読者投票を受けて、勝利した朝倉チームが企画した「トリックアートを使用した広告」を全国版朝刊内で掲載した。
同プロジェクトは、朝日新聞内の見開き2ページ(30段)をすべて漫画で掲載し、漫画内に実際の企業を登場させるなど、新聞広告の価値向上を目的に、常識にとらわれることなく新聞広告の新たな可能性の開拓に挑んだプロジェクト。
同プロジェクトでは、アイウエアブランド「JINS(ジンズ)」を運営するジンズが広告主として登場。JINSが販売するレンズ「バイオレットプラス」の広告企画を巡り、「左ききのエレン」の主人公である朝倉光一が在籍する「目黒広告社」と、ニュースになるプロモーションや、変化する時代における企業ブランディングを得意とする「The Breakthrough Company GO」の2社による競合プレゼンが行われた。
2社による企画案は、特設ウェブページ、およびTwitter上で公開され、10月20日(日)~10月28日(月)にかけて読者投票が行われた。そして投票の結果、朝倉チームが提案した「トリックアートを使用した広告」がより多くの票を獲得したため、彼らの企画を全国版朝刊内で掲載するに至った。
なお、同プロジェクトは、読者投票では2,300件を超えるTwitterでのリツイートを獲得し、合計約1,000万impを記録した。
制作スタッフリスト
- クリエイティブディレクター 朝倉光一(目黒広告社)
- クリエイティブディレクター 三橋由利奈(目黒広告社)
- アートディレクター 世瀬夏希(目黒広告社)
- アートディレクター見習い 家内千鶴(目黒広告社)
- プランナー見習い 藍澤一郎(目黒広告社)
- 営業部長 流川俊(目黒広告社)
※「左ききのエレン」に登場するキャラクター
TheBreakthroughCompany GO三浦崇宏氏のコメント
広告の競合プレゼンは、スポーツのような勝ち負けじゃない。今回は、朝倉チームのアイディアが選ばれただけ。新聞15段を、読者の三分の一にしか見えないグラフィックにするなんて、贅沢だよな。いい企画だと思う。
目黒広告社の大胆なアイディア、そしてJINS社の勇気に敬意を表します。朝倉さん、ドラマも見てるよ。
GOのスタッフ、朝日新聞の皆様、JINSの皆様、そして、投票・RTしてくれた皆さん、本当にありがとうございました。
また遊ぼうぜ。