関西に主要路線を持つ、大阪市高速電気軌道、近鉄グループホールディングス、京阪ホールディングス、南海電気鉄道、西日本旅客鉄道、阪急電鉄、阪神電気鉄道(以下、「鉄道7社」)を運営主体とする関西MaaS 協議会は、関西のおでかけに便利な機能が数多く盛り込まれたスマートフォンアプリ「KANSAI MaaS」をリリースした。
同アプリでは、主に関西地域におけるマルチモーダルでの乗換経路検索、電子チケットサービス、レジャー・宿泊施設・モデルコースなどの観光関連情報の各サービスに加え、駅構内図や列車走行位置情報への連携など鉄道7社ならではの情報サービスもあわせてワンストップで提供する。
また、関西MaaSのビジョンであるスマートモビリティリージョン「One Kansai」の実現に向けて、関西地域の交通事業者をはじめ、多種多様なサービス事業者との連携も進めており、志を同じくする57社局の事業者が準会員として関西MaaS 協議会に入会している(2023年9月5日時点)。
今後、同協議会に参画している事業者とともに、同アプリの機能・サービスを逐次拡充し、2025年に控える大阪・関西万博、以降も関西地域のさらなる活性化に大きく貢献できるサービスへと進化させ、関西全体を盛り上げていく。