視聴行動分析サービスを提供するニールセン デジタルは、ニールセン デジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)のMonthly Totalレポートをもとに、音楽配信、音声ストリーミングジャンル内の広告を掲載するサービスの利用状況を発表した。
2023年7月のニールセン デジタルコンテンツ視聴率 Monthly Totalレポートによると、音楽配信、音声ストリーミングジャンルにおける広告を掲載するサービスで、PCとモバイルの重複を除いたトータルデジタルの利用者数がもっとも多かったのは「Spotify」で1,257万人が利用しており、「radiko.jp」が834万人で続いた。また、月平均利用回数でも「Spotify」が69回でもっとも多く、「radiko.jp」が68回で続いた。
次に、利用者数Top 5サービスを合計したターゲットGRP(TARP)を年代別に見ると、18-34歳でもっとも高く2,822%。次いで35-49歳で2,082%となっていた。
最後に、ターゲットGRP(TARP)がもっとも高かった18-34歳の若年層の利用状況をサービス別に見ると、利用者数では全年代の結果と同様に「Spotify」が382万人でもっとも多い一方で、「Amazon Music」が200万人で第2位に。また、同年代の含有率では、「Spotify」と「Voicy」がもっとも高く30%となっており、次いで「Amazon Music」が28%だった。