日本郵政および日本郵便は、日本郵政グループの中期経営計画「JP ビジョン 2025」に掲げている「グループ一体でのDXの推進」の取組みのひとつとして、新たにグループプラットフォームアプリ「郵便局アプリ」のサービス提供を開始した。
日本郵政グループでは、中期経営計画「JP ビジョン 2025」において、グループ一体でのDX推進により、リアルの郵便局ネットワークとデジタルを融合し、幅広い世代・地域のユーザーへ新しい価値を提供していくことを掲げている。
今回、「リアル」と「デジタル」をシームレスにつなぎ、デジタル上の新たなユーザー接点として、ユーザーが「いつでも」・「どこでも」郵便局サービスを利用できるよう「郵便局アプリ」を開発した。
初期リリースでは、郵便局のサービスのうち利用頻度が高い「送る、受け取る」という郵便・物流を中心としたサービスの提供を開始。今後は、日本郵政グループ各社の主要サービスをユーザーにワンストップで提供できるよう、ゆうちょ銀行やかんぽ生命保険のウェブやアプリサービスとの連携も行いながら、段階的な機能追加やサービス拡充、ユーザー起点でのUI/UXの改善を行っていく。
サービス概要
「郵便局アプリ」では、現在、「日本郵便アプリ」や「ゆうパックスマホ割アプリ」で提供している送り状作成機能や郵便局・ATMの検索など各種機能のUI/UXの向上に加え、「郵便ポスト」の場所や郵便物などの取り集め時刻・投函口のサイズなどの検索ができる機能を初めて搭載。
また、一部の郵便局では、窓口に直接来局する前にアプリから混雑情報を確認したり、窓口の順番待ちのために整理券を発行したりできるように。これらの機能は、全国34の郵便局でスタートして、順次、実施局を拡大していく予定。