イワタは、「みんなの文字Global」「イワタUDゴシック多言語対応フォント」「GB18030-2022対応フォント」を2023年10月31日に新たに発売したことを発表。
みんなの文字Global
「みんなの文字Global」は「文字が小さく密集していても読みやすい」をコンセプトに開発。第三者認証を取得した日本語フォント「みんなの文字」をベースに開発された多言語フォントとなっている。ファミリーにタイ語（L／R／R2／M）が加わり訪日外国人が使用する言語の90％（日本政府観光局〈JNTO〉調べ）以上のサポートが可能となった。中国語（簡体、繁体）、ハングルは不足していた文字の太さ（L／M）を追加し、各言語での統一したデザインを可能とした。
イワタUDゴシック多言語対応フォント
「イワタUDゴシック多言語対応フォント」は、2006年に「高齢者や弱視の方にも見やすいフォント」として、パナソニックとイワタで共同開発した日本語フォント「イワタUDゴシック」をベースに中国語（簡体、繁体）、ハングルを開発した。単語や短い文章をパッと見て何が書かれているかを判断できる視認性に優れた文字は、サインやメニューなどで効力を発揮する。
GB18030-2022対応フォント
中国に輸出する製品や中国で販売する製品に中国語フォントを搭載する場合、中国の国家標準規格であるGBの最新規格「GB18030-2022」に準拠したフォントを使用する必要がある。その規格に対応した中国語簡体字「IWATA UD黑体 M」「IWATA 宋体 R」も発売。日本国内だけでなく中国国内向け製品にも使用可能となっている。
