noteはアドビと連携し、Adobe Expressで記事の見出し画像をつくる機能をリリースした。
一部のSNSでは、記事のタイトルがタイムライン上で表示されない傾向が見られる。その結果、見出し画像が記事へのクリックを促す唯一の情報となり、その重要性が増している。Adobe Expressに搭載されている生成AI機能を利用することで、クリエイターは自身の記事イメージに合ったオリジナルの見出し画像を容易に作成できるようになった。これによって、より多くのひとに記事を見てもらいやすくなる。
Adobe Expressとnoteの連携概要
Adobe Expressとnoteの記事投稿画面をシームレスにつなげることで、noteの見出し画像を容易に自動生成できるようになった。
見出し画像は、noteやSNSのタイムラインで目立つアイキャッチとなり、記事がより多くのひとの目にとまるための重要な要素である。
Adobe Expressに搭載されている生成AIであるAdobe Fireflyの機能を使って「こんな画像」と頭に浮かんだイメージを文章で入力するだけで、さまざまな画像を作成することができる。(Adobe Fireflyを搭載した最新版のAdobe Expressは、現在デスクトップ版にて提供している。Adobe Fireflyは、Adobe Stockの画像や一般に公開されているライセンスコンテンツ、著作権が失効しているパブリックドメインコンテンツを学習データの収集対象としており、ほかのクリエイターやブランドのIPを侵害するようなコンテンツの生成を行わないよう設計されている)
今回、Adobe Expressで使えるnoteのためのオリジナルテンプレートを105種類が用意された。今後も、随時追加される予定。
見出し画像の自動生成例
画像を生成するときに入力する文章が同じでも、画像生成のスタイルやコンテンツタイプを変更することで、画像のテイストを変えることができる。
例:生成ワード「犬 お花畑 遊んでいる」
タイプ:アート
タイプ:写真
タイプ:グラフィック
アドビとnoteが機能連携にいたるまで
アドビとnoteは、生成AIは副操縦士やアシスタントのようにひとの創造性を高めるものであり、ひとと競合して代替するようなものではないとの考え。両社が生成AIに対する共通のスタンスを持ってクリエイターの創作活動を支援していることから、今回の機能連携が実現した。
Adobe Expressを活用した見出し画像の作成機能によって、クリエイターが考えて作業する工程を少しでも減らし、独自の感性や視点を発揮する時間を増やすサポートをする。