企業のSNSマーケティング支援事業を行うコムニコは、マンガを活用して企業の集客などを支援する「マンガマーケティング」を行うシンフィールドとの事業提携による、マンガコンテンツを活用したSNSマーケティングの支援を開始した。
SNSマーケティングにおけるマンガコンテンツの活用について
シンフィールドによると、マンガをマーケティングツールとして活用できる理由として、以下の5つのマンガの特徴があげられている。
- 親しみやすく読むハードルが下がる
- 難しい内容をわかりやすく伝えることができる
- ストーリーを通して疑似体験させることで共感を生む
- 記憶に残りやすい
- 今までリーチできなかった人にリーチできる
シンフィールドは、タイムライン上でスクロールしながら各投稿に目を通すことが多いSNSにおいて、マンガコンテンツは一目でわかりやすく内容を把握できる点や共感を生みやすい点がSNSに適しており、マーケティングにおけるひとつの有効な手段であるとの考え。
さらにInstagramにおいては、マンガのコマ(投稿画像)を複数用意し物語として投稿することで、ユーザーの閲覧時間(滞在時間)を長くしたり、マンガを楽しんでもらうことで「いいね」や「コメント」、「保存」といった反応を増やすことができると、「おすすめ」や「発見タブ」への表示の可能性が高くなるといわれており、インプレッション数やエンゲージメントの向上の効果も期待できると考えられる。
シンフィールドは2009年からマンガを活用した集客・販促・マーケティングを支援する事業をおこない、マンガ家とのネットワークや多数の制作実績を有している。コムニコは2008年からSNSマーケティング事業をおこない、顧客のニーズや社会のトレンドなどに対応しながら、さまざまなソリューションを顧客に提案している。コムニコは、今後も顧客にとってより効果的なSNSマーケティングがおこなえるよう施策の幅を広げるためにも、マンガを活用したマーケティングに強みを持つシンフィールドと事業提携をすることとなった。「SNSマーケティングの総合代理店」を掲げるコムニコは、これからも自社での新サービスの開発および他社との協業などさまざまな手法でサービスの領域を広げていく。