味の素は、真に“おいしい”と感じた食事について、アンバサダーや編集チームが独自の視点でエピソードとともに紹介し、多様な感性に訴えかけるウェブメディア「おいしさの扉」の提供を開始した。またこれにともない、LINE公式アカウント「おいしさの扉」も開設する。
同社が実施した食実態に関する生活者調査では、日々の食事について大きな課題は感じていなくても、必ずしも満足しているわけではない生活者が一定数存在していることが判明。こうした、本来食に関心がありながら充足感が希薄化している生活者に対し、食への興味を喚起し、食体験をより豊かにするためのメディアとして、今回「おいしさの扉」を立ち上げた。同メディアを、同社に従来なかった食に対する充足感が薄れてしまいがちな生活者とのコンタクトポイントと位置付け、食そのものだけでなく食事をする空間や時間に関する多様なコンテンツを配信することで、食についての思いがけない発見や、自身の未知の可能性に対する気付きを得るきっかけにしてほしいとの考え。
また、同社初のメディアサービス事業として、将来的にはコンテンツに関連した製品・サービスの開発・販売なども視野に入れている。
「おいしさの扉」は“扉”と題したテーマに沿ったコンテンツによって構成されており、それぞれの扉のアンバサダーや編集チームが、真に“おいしい”と感じた食事について向き合い、さまざまなエピソードとともに紹介するウェブメディアとなっている(コンテンツは順次拡充予定)
“おいしい”という感情は人それぞれであり、高級なものや特定のサイトなどの評価が高いものを誰もが“おいしい”と感じるとは限らないため、独自の視点から自身の“おいしい”を語ることができる5名がアンバサダーに就任した。(「人と時間の扉」:ファッションモデル在原みゆ紀氏、「パリの空気の扉」:フードコラムニスト川村明子氏、「本と生き方の扉」:コトゴトブックス店主木村綾子氏、「花と世界の扉」:edenworks篠崎恵美氏、「『今日もていねいに。』の扉」:エッセイスト松浦弥太郎氏)
同社は「おいしさの扉」によって、食を通じた生きる歓びの提供を目指し、生活者の健康とWell-beingの実現に貢献する。